社員インタビュー

AI業界未経験で入社、現在はチームの成長を楽しみながらマネジメントに注力しています

サービス開発 課長 Y.S.さん 2020年11月入社 新卒でSIerに入社し、SE職に従事〜産休育休を取得。その後、個人事業主や、教育・Webサイト運営などの企業で社内SE・開発SE・サーバサイドエンジニアを経験。

AI業界未経験者の自分にも響いたギリアの魅力

ギリアを知ったきっかけは、知り合いからの「ちょっと話をきいてみない?」というお誘いでした。文系出身のためAIの会社と聞いて自分に勤まるのかと不安でした。実際に話を聞いてみると、私と同じ様にAI未経験の方も少なくないことを知り、もしかして私でも良いのではと思えました。さらにカジュアル面談で伺った話の中で、ギリアに対して二つ魅力に感じたことがあり入社を決めました。
一つ目は、チームで開発をしているということです。話を聞いた当時は一人作業ばかりしていた時期で、またチームで一つのものを作りたいと思っていたので魅力に感じました。二つ目は、様々な業界に関わることができることです。仕事を通して普段接点のない、色々な業界について知れることに、とても面白さを感じました。随分前に新卒でSIerに就職した時の、ワクワクする気持ちを思い出しました。

大規模案件の取りまとめを経てマネージャーへ

入社後、システム開発やアプリケーション開発を担う課に配属されました。最初に任された仕事は、大規模案件の開発側の取りまとめでした。案件の進捗状況のキャッチアップをして情報を整理するところからスタートし、プロジェクト内で「何を目的としているのか」「何のための機能なのか」「○○のために××が必要ではないか」などとヒヤリングを繰り返していました。ちょうど案件の状況が変わるタイミングでもあったので、時間をかけて丁寧に案件の交通整理をしていきました。
取りまとめを行っていく中で、エンジニアリングマネージャーをやってみないかというお話をいただき、案件の担当者としてだけではなく、メンバーのマネジメントもするようになりました。この経験が今の課長職に繋がっています。

初めてのマネジメントはみんなの意識改革から

2022年8月に課長に就任し、現在は組織運営に力を注いでいます。
今まで管理職の経験がなかったのですが、管理職になってみると、そもそも仕事のスタート地点が違っているなと感じました。案件内では問題は目に見える形でそこにありますが、管理職は問題を探すところからスタートします。問題を見つけるためには、まずは自分自身があるべき姿をしっかり思い描いていなければなりません。前任の課長に「課長になって忙しくなるかどうかは自分次第だよ」という助言を受けましたが、何を思い描くかでやるべきことが変わるので、本当に自分次第なんだなと感じました。
前任の課長は技術力もあって統率力も強い方でした。私はその方と同じスタイルでのマネジメントはできないので、課のみんなには「みんなで声をあげて、一緒に物事を解決してほしい」ということを伝え、メンバーの意識改革から取り組みました。



組織自身の成長を視野に

課長としての目標は、メンバーを育成して課長の座を明け渡すことだと考えています。そのために複数の軸を持つスキルマップを作成し、今の自分の状態と直近目指すべき状態、そしてどの様に自分が伸びていきたいのか、スキルマップを基に一人ひとりとじっくり話し合っています。また、立場が人を作ると思っていて、メンバーにはどんどん役割を任せていっています。実際に、テックリードの役割を担ってくれた方の考え方が変わりましたね。疑問に感じたことは躊躇なく解決に向けて動くようになりました。他のメンバーも、何かあったらすぐに伝えてくれるようになり、積極的に意見交換をしてくれるようになりました。
まだ今は小さなチームの集団ですが、まずは集団から組織へ、そして組織の出せるバリューがさらに大きくスケールできるよう、日々楽しみながら努力を重ねています。

自分の持ち味を自覚して伸ばしていける人と一緒に働きたい

一緒に働く仲間として私が魅力的だと感じるのは、自分の持ち味を自覚してそれを伸ばしていける人です。自覚を持つということは、まず自分を分析することができていて、自分のできることに自信を、できないことに対策を持っているということだと思うんです。できることに自信を持っていると、仕事に対して前向きに取り組んでもらえると私は考えています。前向きに取り組む姿勢は、より大きな、本質的な課題を解決することに繋がります。「自分の範囲はここまで」と決めてしまえば良くも悪くも企業の中で無難に過ごせると思います。ですが、ヒトとAIの共生環境の実現という大きなミッションを持つギリアに合っているのは、様々なことに興味をもって自ら積極的に関わろうとするマインドを持った方ですね。

子育てが当たり前に受け入れられる環境

私は、ギリアに入社した時点である程度子どもが成長していましたが、現在子育て中の同僚を見ているとギリアは働きやすい環境だと感じます。日々突然発生する子ども対応での離席も、他の休憩とさして変わらず受け入れられています。時々会議中にお子さんが乱入してくるときも、みなさんにこやかな反応です。お互いに自分の仕事に責任を持った大人ですから、それぞれの裁量に任せて自分でコントロールしてくださいというスタンスだと思います。

―personal life―
―personal life―

私生活では、3人の息子を育てつつ、夫と一緒に趣味を楽しんでいます。最近は川沿いを一緒にサイクリングしたり、洗える着物を普段着感覚で着たりしています。たまに着物を着て仕事をすることもあるので、同僚からは「着物?」と驚かれることもあります。あとは、アニメを見たり、本や漫画を読んだりもしています。特に本は自宅にある本棚に入り切らず、実家に大量に置かせてもらっているほどです。

※本インタビューは2022年12月時点のものです

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