社員インタビュー

AIエンジニアへのキャリアチェンジと開発チームリーダーへの挑戦

AI開発 J.M.さん 2020年5月入社 学生時代は化学を専攻し、卒業後は化学メーカーで製品開発業務に従事。AIのもつ未知なる魅力に興味が湧き、ギリアでAIエンジニアのキャリアをスタート。現在はチームリーダーを務める。

社会人キャリアのスタートは大手化学メーカーでの製品開発

学生時代は化学を専攻しており、もともとは大学院への進学を検討していました。しかし、ふとしたことがきっかけで将来の人生設計を再考し、その結果、社会人としてのキャリアを歩むことにしました。まずは大学時代に専攻していた化学の知識を活かそうと、大手化学メーカーに常駐して製品開発を行う業務に携わりました。15人ほどのチームに所属し、産業用ロボットを操作して車両用化成品の試作・検証を担当しておりました。

AIへの興味とキャリア転換

車両用化成品の試作・検証業務に従事して半年ほど経った頃、たまたま目にしたネット記事がきっかけで、AIのもつ未知の魅力に強く引き付けられました。そして、思い切って前職を退職し、プログラミングと機械学習の勉強を行い、AI業界への転職を志すことにしました。就職活動ではKaggleのコンペティションでメダルを獲得した経験などをアピールポイントとして、AI開発を行う企業に数社応募しました。多様な業界の課題背景を理解し、それに合わせたAIを開発することに興味があったことから、多岐にわたる業界と取引のあるギリアに魅力を感じ入社を決めました。

実際に働いてみて気付いたAI業界ならではの魅力

大学の所属研究室や前職の化学業界における実験では、大がかりな実験装置が必要で、かつ実験を行うために順番待ちするのがあたりまえでした。それに対して、AI業界では、大がかりな装置も順番待ちも不要で、実験がとにかく自由でスピード感を持って様々なアイデアを試すことができました。 これが私には非常に合っており、AI開発業務にのめりこんでいく大きな要因となりました。 



様々な業界におけるプロジェクト経験

ギリアでは、家電メーカー、飲料メーカー、エネルギー、ゲームなど、幅広い分野におけるプロジェクトに取り組んでいます。それぞれのプロジェクトでは、技術提案や学習データの要件定義からモデル実装まで、AIモデルを開発する一連の工程に携わっています。また、開発したAIモデルの結果の解釈と、クライアントへの説明にも関わっています。これらの経験を通じて、AI技術がクライアント企業にどのように貢献するか、どのように成長に寄与するか、実感することができています。

初めてのチームリーダーとしての挑戦

初めて開発チームのリーダーを務めたプロジェクトは、メンバーのスケジュール管理やタスク割り当てなど、自分にとっては新しい役割に挑戦する機会となりました。予期せぬトラブルが発生しプロジェクトが思うように進まないこともありましたが、そのような困難な状況でもチーム全員が一丸となって互いに協力し積極的に動いてくれたことで、無事にプロジェクトを完了させることができました。

プロジェクトマネジメントのスキルも向上させたい

今後は、プロジェクトマネジメントのスキルを向上させることを目指しています。メンバーが力を発揮できるような最適な環境がどういうものか常に考え、メンバーが気付いていない課題と、それに対する説明を明確かつ簡潔に行えるようになりたいです。また、これまでの経験を活かし、物事を俯瞰的に捉え新たな視点やアプローチをもたらすことで、プロジェクトの質およびクライアント企業の価値の向上に貢献したいと考えています。

―personal life―
―personal life―

ゲームが趣味で、特に大乱闘スマッシュブラザーズについては、時差のある海外の大会をリアルタイムで観戦するほど好きです。大きな大会であれば、平日であっても早朝3時頃に起きて試合を観戦することもあります。現在はオンライン対戦で腕を磨いているのですが、もっと実力が付けばオフラインの大会にも参加してみたいと考えています。

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