ギリア行動規範

当社は、ギリアのすべての取締役、役員および、従業員一人ひとりが、遵守すべき基本事項を定めた「ギリア行動規範」を、会社の行動指針としています。

行動規範
第1版
2019年8月29日

この行動規範は、ギリアの全ての役員および
従業員
(以下「ギリア社員」または「私たち」)が
遵守すべき
倫理的で責任ある事業活動に関する
基本的な理念を定めたものです。

これらの規範は、
「ギリアの使命」および「ギリアの価値観」のもと、
ギリアの倫理的行動の礎となるものであり、
ギリアのビジネスの成功にとって、
とても重要なものです。
全てのギリア社員は、
この行動規範に従って行動します。

そして私たちは、
行動規範の遵守のための適切な組織体制および制度を整備するとともに、
違反行為に対しては、
関係法令や就業規則等に基づく懲戒処分等、
厳正なる対応を実施します。

ギリアの使命

ギリアは、ヒトとAIの共生環境を実現することで、
21世紀の新たなライフスタイルを創出し、
人類の進歩に貢献します。

ギリアの価値観

高潔、誠実、公平
倫理的で責任ある行動により、
人々の期待と信頼に応えます。

夢と挑戦
人類を愛し豊かな未来へと導くため、
大きな夢を共有し、具体的に描くことで、
その実現に向けて挑戦し続けます。

多様性
ギリアの活動する舞台は人類が存在する
あらゆる場であると自覚し、
人権を尊重し、多様性を重んじて、
規模の大小を問わず
人々の暮らしの向上に貢献します。

サスティナビリティ
規律ある事業活動において、
ステークホルダーへの責任を果たし、
発展し続けます。

1. 基本姿勢

1.1 人類愛に基づく公正、誠実なビジネス
ギリア社員は、ビジネスは人々の豊かさの上に成り立つものと信じ、公正さと誠実さを持って日々の仕事に取り組みます。ギリア社員のすべての行動は、人類愛を基本とし、人々を豊かな未来へと導きます。

1.2 ステークホルダーへの配慮
ギリア社員は、顧客およびエンドユーザー、地域社会、パートナー、同僚、株主といったステークホルダーに対して与える影響に十分配慮して行動します。

1.3 相互信頼と信用に基づく組織運営
ギリア社員は、上長と部下、同僚と同僚との相互信頼によって各自の行動を決定し、組織としての実行とその結果をもって社会的信用を構築していきます。

1.4 20%の感性と80%の論理が生む多様性
ギリア社員は、論理を重んじながらも個々の感性を大切にし、組織の多様性を尊重した適切な意思決定を行います。

2. 行動指針

2.1 お客様のために挑戦し成長する
ギリア社員は、お客様との相互信頼に基づいて課題解決に挑戦し、その成果を届けることで、お客様、同僚、その他すべてのステークホルダーとともに成長します。

2.2 多面的な現状把握を行い適切な意思決定をする
ギリア社員は、それぞれの業務範囲で発生する事象に対し、多面的かつ詳細に観察し現状把握することを常として、変化する状況に対して適切なタイミングで意思決定を行います。

2.3 自律的行動で迅速に対処する
ギリア社員は、意思決定した内容に関して遅滞なく業務を遂行するために、自身の役割と責任範囲を理解した上で、優先順位を自ら判断し実行することを常として、変化する局面にも迅速に対処します。

3. 公平な雇用・労働

3.1 雇⽤に関する機会均等・差別の禁⽌
ギリアは、すべての社員が、それぞれの才能やスキルを活かして、お客様に最高の商品とサービスをお届けすることに貢献できる企業風土の醸成に取り組みます。またギリアは、求人、雇用、研修、昇進、その他応募者または従業員の処遇において、ギリアのビジネス上の正当な利益とは無関係の要素に基づく差別を行いません。

3.2 強制労働の禁止
ギリアは、すべての従業員を、いかなる形態においても自由意志に反した態様で雇用せず、強制的あるいは非人道的な労働力を用いません。

3.3 職場環境の保全(差別・ハラスメントの禁⽌と安全衛⽣への配慮)
ギリアは、すべての社員を丁重かつ公平に処遇し、不当な差別やハラスメントのない、健康的かつ安全で生産的な職場環境の維持に努めます。またギリアは、差別やセクシュアルハラスメント、パワーハラスメントその他の敵対的な職場環境の生成につながる発言や行動を許容しません。ギリア社員は、健康および安全を維持するために、関連法令や社内規則等を遵守します。

4. 商品・サービスへの責任

4.1 AI商品またはAIサービスに関する倫理規範の遵守
ギリアは、自社が開発、提供するAI商品またはAIサービスにおいて、国が定める法令や国際会議などで決定された倫理規範、およびギリアが独自に定めた倫理規範を遵守し、お客様が商品またはサービスを安心してお使いいただけるよう努めます。

4.2 プライバシーの遵守
ギリアは、自社が開発、提供するAI商品またはAIサービスにおいて、個人のプライバシー、利便性、有用性などに十分配慮して、お客様がこれらを安心してお使いいただけるよう努めます。
お客様のプライバシー保護に関する説明や情報提供は、正確で理解しやすく見やすいものを目指します。

4.3 適法・適正な広告およびマーケティング
ギリアは、商品やサービスにつき、実体価値と乖離した高額での販売・提供を行いません。ギリアは、虚偽または誤解を招くような広告、もしくは他者を誹謗中傷する内容の広告を行いません。
またギリアは、競業他社もしくはその商品・サービスを引き合いに出して比較する場合、事実による裏付けがあること、また、抜け落ちがなく、正確かつ誤解を招かない表現とします。

5. 知的財産の保護

5.1 知的財産の保護
知的財産は、私たちが保有する最も価値ある資産のひとつであり、競合他社との差異化をもたらすものです。
ギリア社員は、互いに協力し、ギリアの特許、意匠、商標、営業秘密およびコンピュータプログラム、ニューラルネットワーク・アルゴリズムを含む著作権などの知的財産を保護します。そしてギリア社員は、ギリア自身の権利を積極的に保護するとともに、他者の権利を尊重し、第三者の知的財産を故意に不正使用したり、侵害したりしません。
また、ギリア社員の行った全ての発明や創作は、関連法令、規則等で認められている範囲でギリアに帰属します。ギリア社員は、会社の指示に従い、かかる発明や創作に関するギリアの権利を保全します。

5.2 機密情報の保護
情報は会社の大切な資産です。
ギリア社員は、調達先やビジネスパートナー、顧客から預かった情報を保護します。
「機密情報」とは、ビジネス上重要または価値のある情報で、一般に開示されていないものをいいます。機密情報には、発明、創作、ノウハウ、営業秘密や、財務情報、企業戦略、販売計画、顧客・調達先・ビジネスパートナーとの関係に関する情報が含まれます。ギリア社員は、会社の承認がない限り、機密情報を開示、流布せず、また、これを業務において会社が認めた範囲でのみ使用します。

5.3 情報セキュリティの堅持
ギリアでは、ビジネスの成功のため、そしてステークホルダーの信頼を維持するために、情報セキュリティが重要であることを認識し、ギリアの情報資産や情報システムを不正なアクセスや漏えい、改ざん、損失や破損などのリスクから守るため、情報セキュリティに関する方針や手続を定めています。情報セキュリティは、ギリアの情報資産や情報システムを利用する、ギリア社員一人ひとり、そして全ての関係者の協力があってこそ効果を発揮します。そのため、ギリア社員は、これらの方針や手続に従って、ギリアの情報資産および情報システムを守ります。

6. 公正な取引活動

6.1 公正競争に関する法令・規則等の遵守
事業活動を行う各国・地域において適用される独占の禁止、公正な競争、および公正な取引に関する全ての法令や規則を遵守することがギリアの基本方針です。これらの法令や規則は、第三者との間で販売価格の維持、市場分割、供給制限等、市場での公正な競争を阻害または破壊する合意や約束を行うことを禁止しています。国や地域によっては、国外・地域外でなされた行為であっても、その行為が国内・地域内の市場に影響を及ぼす場合には、自らの独占禁止法または競争法を適用して執行することがあります。
ギリア社員は、それぞれの業務に関係するこれらの法令や規則を理解し、遵守します。また、私たちは、提案された行為や合意内容の合法性について少しでも疑いを持った場合には、速やかに法務部門に相談します。

6.2 贈収賄の禁止
ギリアは、公共(政府)部門、民間(商業)部門を問わず、賄賂やキックバックその他の違法な支払いを含め、あらゆる形態の贈収賄を禁止します。ギリア社員は、顧客、調達先、その他のビジネスパートナーに雇われている個人に対し、ビジネスの獲得・維持や、ビジネス上の優位性確保のために不適切な影響を及ぼすことを目的として、金銭や贈答、接待その他の便益の供与を決して行いません。また、ギリアのビジネス判断に影響を及ぼすおそれのある金銭や贈答、接待その他の便益の供与を受けません。
ギリア社員は、適用法令、規則を遵守すると同時に、物品、接待、その他の利益の授受に関する社内規則、方針を遵守します。

7. 自立した経営

7.1 適切な意思決定
ビジネス上の意思決定は、十分な情報に基づき、誠実に、かつギリアにとって最善の選択であるとの確信を得た上で行われなければなりません。ギリア社員は、ビジネス上の意思決定を行う場合、少なくとも次の各条件を満たしているかを確認します。
(1) 適用法令・規則および社内規則・方針に適合していること
(2) 個人的な利害や自己取引が存在しないこと
(3) 会社から与えられた権限の範囲内の決定であること
(4) 関連する事実に精通するために合理的な努力を行った上で、十分な注意を払って行った判断であること
(5) 誠実に検討し、会社にとって最善の選択との合理的確信を得た上で行った判断であること
組織編制や人事も、適切な意思決定を実現する上での重要な要素です。ギリアのマネジメントは、組織編制や人事を行うにあたっては、業務の性質や規模に応じ、権限の分離や牽制機能の導入など、適切な意思決定が行われやすい構造や仕組みの構築に努めます。

7.2 適法・適正な記録および報告
ギリア社員は、会計帳簿や財務関係記録をはじめとする全ての記録および報告を、正確で、抜けがなく、誠実かつ適時に作成し、また、事実を適切に表記したものにします。またギリア社員は、不正確な記録や、誤解を生む記録または虚偽の記録を作成しません。

8. 一人ひとりの倫理的行動

8.1 インサイダー取引の禁止
ある会社の「重要な未公開情報」を知りながら、その会社の株式や証券の取引を行うことは、多くの国で違法とされ、民事上および刑事上の処罰の対象とされています。「重要な未公開情報」とは、合理的な投資家が株式や証券の取引判断において重要と見なすであろう未公開の情報をいいます。例えば、利益や配当計画などの財務状況、他社との提携関係、出資引き揚げ、買収、新商品、研究開発の進展、その他あらゆる重要な事業活動に関わる情報がこれに該当します。
ギリアは、ギリア社員による上場会社の株式や証券の取引に関する社内規則・方針を定めています。そしてギリア社員は、これらの社内規則・方針を理解し、遵守します。ギリア社員は、ギリアやビジネスパートナーに関する「重要な未公開情報」を知りながら、株式やその他の証券の取引を行いません。また、「重要な未公開情報」を伝えることにより他者(例えば、家族、友人、顧客、他のギリア社員)がそのような取引を行う事態を誘発しません。

8.2 利益相反の回避
ギリア社員は、常にギリアにとって最善の利益となるよう行動し、自らとギリアの利害が対立する状況を回避します。利害が対立する状況とは、例えば、ギリア社員がギリアのために行う判断の独立性を損なうような金銭授受その他のビジネス関係を、調達先、顧客、競合他社との間で持つことが考えられます。不適切な目的がなくとも、利益相反を疑われる状況はビジネスの公正さへの信頼を損ない、ギリアのビジネスに悪影響を与えるおそれがあります。
ギリア社員は、自身とギリアとの利益が相反するおそれのある状況が生じた場合には、社内規則に従って、上長(または会社から指定されたその他の者)に対して、速やかにその内容を誠実に報告し、適切な確認がなされるようにします。

8.3 会社資産の私的利用の禁止
ギリアの資産は、会社から使用を認められたギリア社員(もしくは当該ギリア社員が指定した人)によって、正当な業務目的にのみ使用されるべきものです。ギリア社員は、ギリアの資産を損失、損害、誤用、盗難、破壊から保全する責任があります。これらの資産には、有形資産のほか、ブランド、商標、ノウハウ、機密情報、情報システム等の無形資産も含まれます。ギリアの資産を利用して個人的な利益を追求することは禁止されています。ギリアは、関連法令で許容される範囲で、ギリア社員によるギリア資産の使用状況を監視、閲覧する権利を有しています。これには、電子メール、PC、その他のネットワーク端末に保存されているデータ、ファイルの監視・閲覧も含まれます。

8.4 各種メディアの利⽤ないし対応時における適切な社内⼿続の履践
ギリアの事業活動は、新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、インターネットメディア等のメディアや証券アナリスト、機関投資家などに注視されています。ギリアに関する明確かつ正確な情報を世の中に提供するためには、広報等の適切な社員のみを通じて、報道陣や記者に対しコメントを提供することが極めて重要です。ギリア社員は、ギリアのため、もしくはギリアを代表して、メディア等に接触する場合や、メディア等からの問い合わせに回答する場合、必ず、広報、IR またはその他メディア等と応対する権限を付与されている部門の了解を得てこれを行います。
特に、オンライン上ではプライベートと業務上の立場が混在しがちです。ギリア社員は、ブログやTwitterなどソーシャルメディアにおいて、個人としてギリアとステークホルダーに関連した発言をする際には、ソーシャルメディアに関する社内規則や方針を遵守し、ギリアを代表して意見表明をしているといった印象を与えないようにします。また、ギリアに関する否定的な意見や回答を要する投稿を見つけた場合には、自ら直接応答せず、社内の責任部署に報告し、対応を依頼します。

9. 一人ひとりの責任

9.1 問題提起と通報の責任
問題を提起することは時に難しいものですが、私たち一人ひとりが気づいた問題を見てみぬふりをせず、上司や社内の関連部署あるいは通報窓口に報告することが、ギリアやギリア社員を守ることにつながります。ギリア社員が非倫理的な行為や違法な行為に関与しているおそれがあると気づいた時、ギリア社員には、速やかにその問題を報告する責任があります。そして、問題の調査のために協力を求められた場合には、積極的に協力します。通報窓口には、記名でも匿名でも連絡することができます。通報窓口に提供された情報は、法令等で異なる取り扱いが求められない限り、秘密として取り扱われます。

9.2 不利益な取扱いの禁止
ギリアは、誠実に報告を行った人や、問題の調査に協力した人に対する不利益な取扱いを許しません。誠実に報告をしたギリア社員は、公益通報者保護法等に基づき公正かつ丁重に扱われます。

AI倫理規範
第1版
2019年8月29日

AIと倫理

ギリアは、ヒトとAIの共生環境を実現し、人々の豊かさに寄与するという目的のもと、
AIの研究開発および社会実装に努めています。
一方、AIは、個人や社会の在り方そのものを変容させてしまう程の潜在能力を持つことから、その使い方、使われ方について、倫理的な側面からの慎重な議論が必要であることを私たちは認識しています。
AIに関する各国・各地域の指針、人々の生活スタイルや環境の変化、業界における事例の蓄積、また様々なステークホルダーとの対話を踏まえ、必要に応じて、本規範を継続的に見直し、進化させます。

1. より良い社会と人々の豊かさと文明の発展への貢献
ギリアは、AIの研究開発と社会実装によって人々の豊かさと文明の発展に貢献することを目指します。ギリアはあらゆる人々が平和で持続可能な社会の発展のためAIを活用できるよう努めます。

2. 安心して使える商品・サービスの提供
ギリアは、AIを活用した商品・サービスの安全性を高め、誰もが安心して活用できるAIの開発を目指します。また、機械学習特有の統計的、確率的手法により発生する様々な問題に対しても、その特性をよく理解し、できる限り分かりやすく納得できるAIの提供に努めます。

3. プライバシーの保護
ギリアは、法令および関連する社内規則に従い、AI を活用した商品・サービスに関連して把握するお客様の個人情報保護に関するセキュリティを強化し、お客様の意思を尊重して個人情報を取り扱う環境を築き、お客様からの信頼を確保するよう努めます。

4. AIの社会実装と人材の育成
ギリアは、AIを社会実装していく上で必要な人材を積極的に育成し、AIを活用したいと考えるあらゆる個人が活用できるような環境の構築を目指します。またギリアは、最新のAIの技術動向や社会実装についてオープンにし、発信していくことに努めます。